子どもから大人まで歯列矯正なら矯正歯科専門医のいるかわばた矯正歯科

矯正治療Q&A

矯正治療Q&A

矯正治療のよくある質問

「目立たない矯正装置ってないの?」「いったいいくらかかるの?」など治療に関することはもちろん、治療期間、費用などのご質問にお答えします。
もし、ご不明な点がありましたらお尋ねください。院長がお答えします。

最近、歯ならびに対する関心が急速に高まっています。子どもはむし歯の治療から予防や将来の健康増進へと、大人は八重歯がかわいい時代から、よりナチュラルで清潔感がある口元へ意識が変わってきました。欧米ではずいぶん前から、整った歯ならびは教養や家庭のしつけを象徴するものという認識があります。これからの日本人には国際舞台で活躍するためにも、歯ならびのコンプレックスをなくし、笑顔に自信をもってもらいたいものです。

歯列矯正の目的は永久歯(大人の歯)の美しい歯ならびと正しい咬み合わせですが、初めの歯ならびの状態によって治療開始時期が異なります。

体の成長期に上あごと下あごのバランスを整えながら行うと、きれいな口元を得ることができます。受け口やあごの歪みなどは、前歯が永久歯に生え変わる6~7歳から開始します。すぐに治療を始める必要がなければ定期リコールになります。気になることがあれば、小学校に上がる頃に一度相談されるといいでしょう。

単に歯が出ていることが問題の場合以外に、鼻炎や、アデノイド(喉の扁桃腺)が大きく気道(空気の通り道)を塞いでいる場合があり、精密な検査が必要です。

姿勢が悪く、口の緊張感が足りないのも現代の子どもの特徴です。まず、生活習慣を改善しなくてはなりません。

3~4歳くらいになると社会生活の環境に入るようになり、自然にやめることが多いですが、続く場合はその環境変化についていけない苛立ちや寂しさをまぎらわす手段になっていることがあります。

5~6歳を超えて続くのは、意味のない癖が習慣化しているためなので、やめさせる必要があります。

歯は力がかかると歯槽骨という歯を支える骨の中をゆっくり動いていきます。ですから治療に年齢制限はなく、むしろ歯を支える骨や歯茎の健康状態に大きく左右します。現在50代の方も治療されています。

初めの歯ならびの状態によって開始時期だけでなく治療期間も変わります。

子どものうちから矯正するとトータルの治療期間は長くなりがちですが、あごのバランスを整えることが可能です。大人の矯正治療はおよそ2年~2年半です。通院は装置の調整に月1回程度です。

同じ治療目的でも、取り外せるものとできないものがあります。一般的に取り外せない治療の方が治療効果が早いというメリットがあります。しかし、どちらにするかは患者さまとよく検討したうえで決めます。

街中で見かける針金の装置(ブラケットといいます)は永久歯の歯ならび治療で、主に生え変わりが完了する中学生以上に使います。かわばた矯正歯科では全員に透明なセラミック製のものをつけるので目立ちません。

ブラケット装置を歯の裏側につければ、口元から装置は全く見えません。
しかし、表側からの装置に比べて食事や発音がやや難しくなるかもしれません。

初めて装置をつけたときや、ワイヤーを取り替えたときに歯が浮いたような鈍い痛みを感じることがありますが、小学生でも我慢できる程度で、普通3~4日で治まるため心配ありません。

レントゲン検査を行ったうえで、あごや歯の大きさに問題がなく、上あごと下あごのバランスが良い場合は抜歯しないで可能です。かわばた矯正歯科はできるだけ歯を抜かないで矯正する方法をとりますので、あごの大きさを拡げたり、上下のバランスを整えられる成長期の子どもさんからのご相談をおすすめしています。

一部を除き、矯正治療には健康保険が適用されません。診断の時に費用の確認を行います。

全体にわたる治療の場合、装置料、技術料を含む基本費用が55万円~60万円、部分的な改善や短期間での治療を希望される場合は18万円~です。また、かわばた矯正歯科は兵庫県が定める育成医療指定機関ですので、唇顎口蓋裂の患者さまには健康保険が適用され、一部が公費で賄われます。

はい、分割払いが可能です。2回払いまでは手数料なしでご利用いただけます。3回払い以上をご希望の場合は、エポスのデンタルローンをご案内しております。詳しくはスタッフまでお訊ねください。

親知らずは現代では生えるすき間がなく、あごの骨の中に埋まったままの人が大半です。20歳前後に斜めに生えることはありますが、よく磨けずむし歯になったり、歯茎が腫れたり、前の歯を押して歯ならびをでこぼこにすることもあります。矯正治療に関わらず抜いた方が良い場合が多いので、歯科医師に相談するとよいでしょう。