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歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正

歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正

歯科矯正用アンカースクリューとは?

歯科矯正用アンカースクリューとは?

歯科矯正用アンカースクリュー(ミニインプラント・TAD)は、矯正治療で使用される生体親和性の高いチタン性の小型ネジです。ミニインプラントとも呼ばれますが、人口歯根型インプラントと異なり、歯を動かすための固定源として利用します。これにより、効率的に歯を動かせるため、短期間で治療が進む可能性が高くなります。また、抜歯をせずに治療できる可能性が高まります。歯ぐきの骨に植立する手術を行いますが、少ない麻酔で済みます。施術時間は10分~20分程度と短く、術後の腫れがほとんどありません。

歯科矯正用アンカースクリューの特徴

目的

目的
矯正治療中に歯を効率的に動かすための支点として使用します。

サイズ

サイズ
直径約1~1.5mmと非常に細く、小型で歯ぐきの骨に植立します。

アンカースクリューは矯正装置と連結することで、治療期間の短縮や非抜歯矯正を可能にし、より効率的な治療結果を実現します。

歯科矯正用アンカースクリューのメリット・デメリット

メリット

歯を効率的に動かすため、通常の矯正よりも短期間で効果を期待できます。
歯を抜くことなくスペースを確保できるので、非抜歯矯正を行える可能性があります。
ヘッドギアなど外部装置が不要のため、患者さまのストレスが軽減できます。

デメリット

埋入手術を伴うため、麻酔を伴う処置が必要になります。
専門医に依頼しますので、アンカースクリューの追加費用がかかります。

痛みについて

痛みについて

歯科矯正用アンカースクリューは非常に細く、ピアス程度の太さのため、埋入時の痛みはほぼ感じません。部分麻酔を使用して、専用の装置で埋入を行います。処置は10分~20分程度で完了します。術後に痛みが気になる場合は、痛み止めの処方が可能ですのでご安心ください。

ヘッドギアの代替としてのアンカースクリュー

ヘッドギアの代替としてのアンカースクリュー

従来の矯正治療では、歯を奥へ移動させるためにヘッドギアなどの外部装置を使用することがあります。しかし、アンカースクリューを使用することで、日常生活で煩わしさを感じやすい外部装置を省略できます。これにより、治療がスムーズに進み、患者さまの負担を軽減します。

植立後のケア:うがい薬の使用

埋入後は治療箇所を清潔に保つことが非常に重要です。当院では、感染予防のための専用うがい薬を患者さまにお渡ししています。これにより、術後のリスクを最小限に抑え、治療を安全に進めることが可能です。

歯科矯正用アンカースクリューは、治療効果を高める革新的な治療法です。治療期間の短縮や非抜歯矯正を可能にする一方で、外部装置の必要性を取り除き、患者さまへの負担を軽減します。安全性がしっかり確保されており、安心して治療を受けていただけます。